金利が低い、低すぎる

満期になった定期預金を別のところに移そうと、住信SBIネット銀行に資金を移動。ここは定期預金金利が0.2%なのです。現在ではまずまずの高金利。さて、早速手続きを……あれ?


今日から金利が0.03%になってました


なんてことだ……。これならもう一日早く手続きをしておけばよかった。トホホ。下げるにしても0.2%から0.03%って、ほとんど10分の1じゃないですか。がっつり行き過ぎってもんです。


個人向け国債は3年も5年も10年も下限の0.05%に張り付きという笑えない状況ですし、いくら安全度が高いと言っても、わざわざ0.05%を購入する気にはとてもなれません。


ここに来て僕は、「もう定期預金の金利はなんでも良いや」という心境になりつつあります。マネー雑誌やらマネーブログ等では「低金利時代だからこそ少しでも金利の高い銀行を選んで差をつけましょう」みたいなことが書いてありますし、僕も出来るだけそれを実現しようと、ちょこちょこ口座を移してきたのですが、ちょっと心が折れてきました。だって、0.03%じゃ100万円を1年預けて300円。税引き後240円ですよ。探せばまだ0.2%くらいのネット銀行はあるでしょうが、それでも1600円。わざわざ手間を掛けるほどのことかと、疑問に感じざるを得ません。だいたい、株では一瞬の間に動いちゃう額ですしね。


それにしても、マイナス金利というのは意外とダイレクトなところで効いてくるものです。この調子だと、銀行預金にマイナス金利が適用される日も遠くないかもしれません。まあ、引き落としとか振り込みとかの銀行機能はたしかに便利なので、手数料を取られてもそれはそれで納得しちゃうかもしれませんが、そのうち、「昔は銀行に預金していると利息がついたんだよ」なんて語ることになるのかもしれませんねえ。