ああ清原

清原容疑者、覚せい剤逮捕!記憶に残るスター選手、悲しすぎる末路(スポニチ)


驚きである一方、心の片隅では「やっぱりか」と思ってしまうニュースでもありました。以前から週刊誌で書かれてましたからね。とはいえ、清原自身は薬物の使用をきっぱりと否定し、その後これといった音沙汰もなかったので、濡れ衣だったのかなという希望もありましたが……。記事のタイトルにもあるように、本当に悲しい、残念すぎる末路です。同じ「薬」でもせめてステロイドだったら、まだ社会的には言い訳が効いたのですけどねえ。いやもちろん、野球的には駄目ですが。


清原に憧れて野球を見るようになった自分としては、近年の振る舞いでだいぶん見切っていたとはいえ、それでもやはり辛い。なんでだよ、と言いたくなります。間違いなく球界の大スターだったのに、どうしてこんな話になってしまうのか。生来の性格か、周囲の甘やかしか。一体どこで道を間違えてしまったのか。いや、もう、どんな理屈をつけても許される話ではないし、やりきれません。でも、さすがに現役時代からはやってないと思いたい、思いたいのですけどねえ。


こうなったらせめて、この逮捕を期に更生してもらいたいとしか。初犯では執行猶予がつくことも多いようですが、むしろ刑務所に入ったほうが心身ともに立ち直ることができるんじゃないでしょうか。江夏さんもそんなことを書いてました。


余談ですが、所持していた覚せい剤0.1グラムというのはずいぶん少ない量のように感じられましたが、警察白書の解説によると、一回あたりの使用料は30ミリグラムから50ミリグラムとのこと。すみません、ちょっと単位混乱したので調べちゃいましたが、1グラム=1000ミリグラム、つまり0.1グラム=100ミリグラムであって、2、3回分くらいの使用量ということのようで。すごい少量で効いてしまうものなのですな。だからこそ怖い。