日本シリーズ終幕

まずは、福岡ソフトバンクホークス日本一おめでとうございます。

……まあ、下馬評通りの圧倒的な強さでしたね。僕は基本、「日本シリーズは短期決戦なので運の要素が大きく、実力は測りにくい」と考えるのですが、それでも戦前の予想は「ソフトバンクの4連勝」でした。今年のソフトバンクにはそれだけの威圧感と確固たる実力があった。

ヤクルトは3戦目にチームの顔である山田の3連発という離れ業で一矢報い、これで流れを変えられるかという雰囲気までは持っていきましたが、この快挙も終わってみれば焼け石に水のごとくの有様でした。予想が1勝ずれただけでしたね。

内川抜き、柳田が明らかに本調子でない、いわば飛車角抜きであった状況でこの強さ。ソフトバンクを称えるとともに、来期以降に向けた展望が重苦しくなってしまうところですが、西武にはあくまで「打倒ソフトバンク」を掲げてもらいたいものです。「CSいければOK」とかそんなんじゃなくて、せめて意気込みだけでトップを見据えてほしい。

さて、ともあれこれで今年の野球もおしまいですね。まだプレミア12がありますが、いまいち存在意義の良く分からない大会なのがなんとも。まあ、始まれば応援するのでしょうけど。