うたわれるもの 偽りの仮面 第3話「帝都への道」

出来栄えが高値安定という感じで良いですねえ。


今回は「クジュウリの姫君」であるルルティエと、その愛鳥(?)であるところのココポが登場。最初はまるでココポが喋っているかのようなアングルがうまかったですね。そしてそのルルティエを帝都に護送するのがウコンの仕事であると。それにクオンとハクも同行することになるのでした。


ふむ、いまいちウコンやクオンの立ち位置というか、日常職業がつかみにくいのですが、ウコンについては町の用心棒的な、仲間とともに護衛の仕事を受注していく仕事なんですかね。クオンが旅の薬師というのは分かっていますが、この町はあくまで一時滞在であって、特に今は行き先も仕事もない状態だった、ということでしょうか。


意外と立派な行列で帝都に向かう一行。途中でクオンとルルティエのお風呂シーンもありました。1話ではハクの入浴をクオンがのぞという、ある意味斬新なシーンがありましたが、ハクの方はのぞきなんてしません。うん、基本紳士ですね。しかし、怪しい影を見つけたクオンの方が飛び出して、全裸でハクの前に立ってしまうのでした。あまり動じないハクの態度がなかなか興味深い。一方でクオンの方も、恥ずかしがってはいましたが、翌日にはケロリとして意外と引きづらない態度。潔いといえば潔いですが、これは伏線なのか何なのか。なお、面白かったのはちゃんとしっぽの付け根が描かれていたことですね。あれ、服はどういう作りになってるんでしょ……。


物語は後半賊退治に。途中は省いて、最後に仮面の人が出てきましたよ。あれ、この仮面はてっきりハクがかぶるものかと思っていたら違うのですか。名前はオシュトル。見送る時のジト目を見ると、実はクオンと知り合いだったり? 元恋人だったりすると面白い、と思いましたが、そういうのは難しいですかね(そういえばクオンって何歳なんだろう……。キャラ紹介には「少女」ってあるけど、雰囲気的には「女性」って感じです)。