ソフトバンク優勝に思う

工藤監督パ最速胴上げ!ソフトバンク19度目優勝(日刊スポーツ)


さて、2日遅れではありますが、ソフトバンクホークス優勝おめでとうございます。


……しかしなんですかね、おめでとうと言いつつ、どうも空々しさが漂ってしまうのは、あまりにもソフトバンクが強すぎ、独走しすぎであり、優勝も時間の問題でしかなかったためでありましょうか。無論、ソフトバンクの戦いぶりは立派なものであり、ケチを付ける要素はありません(あえて言えば、あのテラスはカッコ悪いだろうというのがありますが)。投打ともに見事な王者っぷりでした。とはいえ、7割に近い勝率を叩きだされては、他球団ファンとしてはひねくれたくもなってしまうというものです。だいたい選手層の厚さが違う、資金量が違う。これ、どうすれば良いんですか? バンデンハークとか反則でしょと言いたくなります。


他チームでは2位の日本ハムが健闘しているものの、じゃあ来年ソフトバンクに勝てるのかというと、そんな展望は見えず。西武、ロッテ、楽天にしてもしかり。大型補強で優勝候補の一角に推されたオリックスはこの体たらく。ここ数年、戦力伯仲をうたわれたパリーグですが、これはソフトバンク黄金時代が来てしまいそうであります。むしろ今まででも十分に黄金時代だったのですが、それを超えるプラチナ時代というかダイヤモンド時代的な粋に達してしまいそうで、西武ファンとしてはちょっとお先真っ暗なため息が。


まあね、他球団の強さを嘆くより、自球団が強くなればよい、プロは競争だと。それが正論なのは分かるんです。しかし、ソフトバンクについて行けるところがあるのか? 今後数年のパリーグ5球団の動きにも注目したいです。というか、西武頑張ってください。