株な日々 大納会

さて、今年も運用成績のまとめ時がやってまいりました。


日経平均下落…年末終値としては15年ぶり高値(読売新聞)


まず、日経平均株価は年初来7.1%上昇で締め。ただ、昨日今日はズルズルと下げ幅を大きくして、冴えないラストでした。年末上昇のアノマリーとは何だったのか。


で、肝心の僕の成績でありますが、+2.3%という結果に相成りました。いやあ、日経平均が7.1%上がっているというのに、なんということでしょうかね、この結果は。しょぼいです。面目ない。


ただ、それでもかろうじてプラスに出来ただけでも幸いでした。とにかく今年は苦しかった。株を初めて以来、一番苦しい年だったかもしれません。出だしの1月初めこそ好調だったものの、1月24日にマイナス転落。そこからはひたすら損失を重ね、何をやってもうまくいかないという泥沼状態に陥りました。4月頃からは一進一退になりましたが、10月途中の段階でまだマイナス20%超という有り様。いかに「日常のお金と投資資金は別物」という理屈であったとしても、毎日気分が重かったです。


ただ、それでもそこからなんとか復調し、なんと昨日にようやくプラス転換。今日も危ういところでプラスをキープして終われたという形でした。つまり、1月24日から12月29日までずっとマイナスだったわけです。内心もうダメかと思ってましたし、今日の途中でもマイナスになる瞬間がありました。苦しい年というのも分かっていただけるかと思います。


振り返ると、3月の時点でこんな記事を書いてました(でもって、その後は全然株に触れてないです(苦笑))。

残念ながら、今年の目標はとりあえずプラマイ0に持っていくことになりますが、それすら遠いです。


遠い目標を何とか達成。やれやれ……。配当も含めれば、一応4%くらいにはなりますか。少なくとも定期預金よりはずっとマシですから、投資している価値はあったということになります。とはいえ、満足するわけはありません。毎年+20%が基本目標なので、来年は今年の停滞を取り返すべく、+40%以上くらいを狙いたいと思います。


なお、今年のMVP銘柄はエヌアイデイ(2349)四季報で見て、「これは長い目で見れば少なくとも2500円、調子が良ければ3000円までは上がるだろう」と思い、1600円ほどで購入。その後思ったより時間がかかりましたが、期待通り上げてきてくれました。特に、昨日の大幅上昇がなければ今年はマイナスで終わっていたでしょう。感謝です。ちょうど今日、その「少なくとも」の2500円になりましたが、さて、どこまで持ってようかな。


次に、損失額ではワーストではないにしろ、一番気をもませてくれた困ったちゃん銘柄がレッグス(4286)。1月に勢いに乗っていると思って購入したら、まさにそこが天井。以後は奈落を転げ落ちていきました。普通なら損切りするのですが、あまりに下げるのが早くてタイミングを逸してしまったほどです。一気に半値にまでなってしまったので、本来なら避けるべきですが、自戒の意味も込めて塩漬けに。まあ、特に悪材料があったわけではないので、そのうち戻るだろうという期待もありました。結果として、最近になってようやく買値レベルまで回復。ここまで来たら、ある程度の利益が出るまで意地でもホールドしてしまおうと思ってます。


それにしても、以前1万4000円ほどで購入し、4万円で喜んで売ったマーベラス(7844)が今や16万円相当(分割しているので、現在は1630円)ですよ。遠くに行ってしまったなあ……。