SHIROBAKO 第2話「あるぴんはいます!」

やっぱり面白い。


スケジュールピンチになりながらもなんとか制作の続く「エクソダス」。2週間前納品が目標だったのに、3話にして3日前になってしまっていると。これは恐ろしい話ですねえ……。というか、いまさらながら、アニメって全部完成してから放映するわけにはいかないんですかね。まあ色々都合があるのでしょうけど、せめて半分以上できてるくらいのスケジュールにすれば良いのに、と思ってしまうところ。最終回の展開も決まっていないエクソダス、大丈夫なんでしょうか?


さて、今回はそんなスケジュールの中、さらに監督が突発的にこだわりのキャラ設定を生み出し、周囲を困惑させるという、これもあるところでは実際にありそうなお話なのでありました。あるぴん公称17歳の実際は29歳ってなんだそりゃ……。ロリ萌キャラアニメだと思っていたらお姉さんプリキュアみたいなものなんでしょうか。ある意味すごい作品っぽく、もし本作が売れたらおまけアニメでエクソダス作られそうです。


話を戻して。そんなこんなで論議しつつ、結局は監督の熱い思いと、それを受けたあおいの意気込みによって、あるぴんは修正して生まれることになるのでした。いい話のようではありますが、後がいよいよ大変そうです。


それにしても、まだ20歳そこそこのはずなのに、みゃーもりさん優秀ですよ。周囲からもすでに「新人の女の子」ではなく、「そこそこ頼りになる人材」と見られている節があります。素晴らしい。さすがは高校時代から同好会をまとめてきた手腕です。


また、今回のアニメ制作描写で興味深かったのは音楽や効果音を入れるところ。ほんとにこれ、場面に合わせて事細かく用意してかぶせて、見ていて不思議になるくらい。職人技ですね。