ソードアート・オンライン? 第11話「強さの意味」

「ゲーム内の銃撃で現実の人を殺せるはずがない」 これまで、デスガンの存在を否定してきたその最大の謎について、キリト探偵の名推理が光ります。デスガンはゲーム内のアバターと現実世界の実行犯、2人いるのだと。


「なるほど、そう来たか」と、これは素直に感心。盲点でした。もちろん、現段階ではまだキリトの仮説にすぎないわけですが、ここまで堂々と開陳しておいて「実は違ってました」というのもなかなか無い展開ですので、おおむねこの仮説は正しいのでしょう。


むろん、疑問点はあります。薬物を使ったらやっぱりバレるリスクが大きいんじゃないかとか(特に、早期発見の場合)、そう都合よくみんな一人暮らしだったり施錠が甘かったりしないだろうとか。だいたい、ペイルライダーを殺してからシノンの元に行くまでそんな時間が経ってないんじゃないですか? 一体その共犯者はどれだけ頑張って移動してるんだという話ですよ(いやま、共犯が複数いると考えればよいのか……)。


とはいえ、これで現実的な恐怖感が更に大きくなったデスガンの犯行。ライブカメラに映された2人の親愛な様子をもし見てしまったら、アスナ達の反応がどうなってしまうかということも一抹の心配事ではありますが、それ以上に、今後のキリトとシノンの身が心配になってまいりました(もっとも、今回の説が正しいのならば、キリトには危険は及ばないはずですが)。