初回のバントはいけません

埼玉西武ライオンズ 2-5 オリックスバファローズ


6回まで2−0と優位に試合を進めておきながら、7回に牧田が突如爆散して逆転負け。先制しながら追加点がなかなか取れないのも今年っぽい攻めです。


牧田の乱調は予想外でしたが、そもそも、初回にもっと強く攻めて得点しておくべきでした。流れとしては、


1・秋山 四球
2・渡辺 送りバント
3・栗山 四球
4・中村 四球
5・メヒア 犠牲フライ
6・浅村 ライトフライ


だったわけですが、オリックス松葉に3つの四球をもらいながらも、犠牲フライの1点のみ。特にもったいないのは、秋山が粘って四球出塁した後に、あっさり渡辺が送りバントしてしまったことです。なんで動揺しているピッチャー相手に最初のアウトを与えてしまうのか。結果論ですが、渡辺は今日2安打。ここを強攻してヒットならば、ビッグイニングに出来た可能性がありました。相手が金子でこちらが岸とかなら一応無くもない作戦ですが、松葉と牧田だったら1点勝負を狙うべきではありません。


そもそも、初回って必ず1番打者から始まるんですよね。当たり前ですが、最高の打順で攻めてるわけです。そこでいきなりバントしなければならないとしたら、打順そのものが間違っているとさえ言いたいです。


西武に限った話ではないですが、もう、「初回のバントは禁止」くらいの方針を立てて戦うチームが出てきても良いと思うんですけどねえ。田辺監督代行、最近はやたらとバントが多くなってしまって、どうされたのかと思っちゃいますよ。はぁ……。