交流戦10年目

十年一昔。思い起こせば交流戦の開始はエポックメイキングな出来事でした。それまでは日本シリーズでしか見られなかった、リーグの違うチーム同士の真剣勝負が見られるようになったのですからね。それも、シリーズでは1カードのみですが、交流戦では6×6の36カード見られる。この差は大きいです。


そして、この10年はパリーグ優位の10年でもありました。色々理由は挙げられてますが、スーパーエース達の存在が大きかったことは間違いないでしょう。松坂、和田、杉内、岩隈、ダルビッシュ、そして田中。……しかし、今は皆いなくなってしまいました。寂寥感は否めず、今年はセ・リーグのチャンスなんじゃないかと思いますね。


さてそんなところで、


セが交流戦試合数減求める 12または18戦軸に検討へ(スポーツ報知)


いやもう、この流れも毎年恒例という感じになってきました。いつまで続くのやら。巨人人気が衰えたと言われても、セリーグにとって交流戦はお荷物というのも現実ではあるのでしょう。とはいえ、それだけの理由だといささか訴えの説得力に欠けますし、パリーグ側も受け入れ難いはずです。……というか、12試合ってなんですか? 「2試合×6(片方のリーグの本拠地)」で終わりということでしょうか。それともまさか、両リーグの本拠地で1試合ずつとかいう、移動が鬼のような提案ではありますまいな。


とはいえ、実を言うと18試合制ならありかなという気はしてたりします。やっぱり3連戦のほうが日程組みやすいし、分かりやすいですしね。