新レコーダー


半年ほど前から不調だったBW730の録画ミスっぷりがますますひどくなってしまったので、なんとかならないかと電源長押しリセットはもちろん、箱を開けての清掃とか(でも思ったより汚れてなかった)、HDDのフォーマットとかやってみたんですが効果なし。5年以上使っていたから仕方ないのかなあ。そこ以外の部分は正常なので惜しかったのですが、やむなく新型を購入したのでした。


いやあ、さすがに5年も経っていると見た目は似たようなDIGAでも違いますね。まずは小さい。体積は3分の1くらいになっているのではないでしょうか。すごいものです。もっとも、BW730を開けてみた時も、予想以上にスカスカだったので、最初からこうできたんではないかという気もしないでもありません。


実用面ではなんといってもCPUの強化。BW730で最大の不満点だった、もっさりのっさりした挙動がサクサク軽快になりました。いわゆるパナソニックの「ユニフィエ」というやつですが、これ、PC換算するとどのくらいのCPUなんでしょうね。欲を言えば、さらにもう一段サクサクしてくれるとなお良しです。


ちなみに、このBWT560と、一つ上位のBWT660の違いは、HDDが500Gか1Tからという点と、Wifi内蔵かどうかという点。ちょっと迷いましたが、まあこれまで320Gでなんとかなっていたので500Gもあれば多分足りるだろうと。ネットは有線でつなげちゃえますしね。


欠点としては、まず番組表があまり改善されていないこと。なぜ文字の大きさくらい設定できないのでしょうか。文字を小さくしてたくさん表示したいのに。このくらいの要望をパナソニックが把握できないとも、ましてやプログラムできないとも思えないのですが、謎です。ついでに言うと、メニュー画面の色とかもカスタマイズできると嬉しいなあ。


また、サイズが小さくなった副作用として、前面のディスプレイ表示がちょっと見にくくなってしまいました。部屋が暗い時は、DIGAの時計表示を結構当てにしていたことに気付かされたりします。


最後に、もしかしたらこれもサイズダウンと関係しているのかもしれませんが、動作音が少しうるさくなったような? 今までは気にならなかった録画中の音が多少引っかかります。まあ、これは個体差もあるのかもしれませんけどねえ。


ちなみに、本機種の発売は昨年の秋。今年の春に新型が出ないかなと期待していたのですが、出たのは上位機種の新型だけでした。そろそろBDレコーダーも年2回のモデルチェンジという時期は過ぎたのかもしれませんね。当面これといった大きな機能の変更はなさそうですし。個人的にはBDのリッピングが可能になるという「BD Bridge」とやらに期待しているのですが、これもまだちょっと先のようです。