そにアニ-SUPER SONICO THE ANIMATION  第7話「スターレイン」

良い旅アニメでした。そに子以外のレギュラーメンバーは登場なし。まさに、新潟への一人旅で、様々な人や場所と出会うそに子の視点を追体験できます。BGMも控えめで、落ち着いたさわやかな空気感を醸し出していましたね。


はっきり言えば、今回の話なんて、別にキャラがそに子でなくても良さそうです。なんというか、スタッフは作りたいものを作っているなあという感じですね(むろん、良い意味でですよ)。一応原作ものとはいえ、「そに子を可愛く描く」以外に制約が少ないため、いろいろなことにチャレンジできるのでしょう。5話(取材を受ける話)や今回はちょっと真面目な路線。一方で、前回の船のゾンビ話や、次回の殺人事件はバカバカしい方向に振った回ということになるのでしょうね。個人的にはセンチメンタルジャーニーやセラフィムコールの作りを思い起こしたりしました(ちょっと古いか)。


舞台となった胎内市は実際にパラグライダーが盛んだそうで、そに子が見て感動していましたね。ちなみに僕は昔少しだけ、低い丘で体験してみたことがあるのですが、浮くのは素晴らしく楽しい半面、一式装備を持ち歩くのが結構大変だったのと、何より「高度数百メートルから降りるのはとても怖そう」だったので、続けはしませんでした。できれば面白そうなんですけどねえ。


なお、今回のはなしはそに子じゃなくても出来ると書きましたが、今回そに子が一番そに子らしかったのは、温泉でもヘッドフォンを外さなかったところでありましょう。自宅でお風呂にはいる時は頭にタオルをかぶせていて、ヘッドフォンの状態は不明でした。そういう演出で統一してごまかすのかなと思ってましたが、今回は堂々の装着ぶり。う〜ん。まあ、あれは実在するものではなくて、あくまでもイメージとして描かれているものとしてとらえたほうが良いのかなと思いますけどね。