中日 山井 無安打無得点試合達成！（スポニチ）

今年、菊池雄星が逃し、古谷が逃したノーヒットノーラン記録がここでポンと誕生。西口は言うに及ばず、松坂も斉藤和巳もダルビッシュも田中将大も記録できていない大記録ですが、達成出来る人とそうでない人とは何が違うのか。運といえばそれまでですけどねえ。

とにもかくにも山井投手、おめでとうございます。記事中にも触れられていますが、山井といえばなんといっても日本シリーズでの「完全未遂」。豆とかなんとか言われていますが、内心悔しい気持ちはずっとあったことでしょう。完全試合ではないにしろ、これで６年越しに気分が晴れた部分もあるのではないでしょうか。

もともと、年に何回かは圧巻のピッチングを見せてくれる投手なんですよね。スパっと完封を決めたり。０４年シリーズでは西武打線もやられた印象があります（というか、今年の交流戦でも結構抑えられているなあ）。その時の様子は、プロで何度も二桁勝利を重ねてきた一流投手のごとしなのですが、実際には今日を含めて通算３３勝。「いつかはブレイクする」と思わせながら、気づけば３５歳のシーズンとなってしまいました（去年は結構リリーフで活躍しましたが）。その辺も含めて、なかなか不思議な味のある投手です。これからもひょうひょうと、忘れた頃にすごいピッチングをしてほしいものです。……なんて言ったら、本人には怒られるかもしれませんけど。