ジョジョの奇妙な冒険 第11話「ゲームの達人」

まずは期待の第2部新OPについて。なんというか、ずいぶんとカラフルですね。1部の男臭さからはガラリとイメージを変えてきました。キャラの姿がなかなかはっきり描かれないところはちょっとストレスって感じもしますけどね。歌はどこか物憂げな調子で悪くはないですが、1部の妙な中毒性はないかもです。「ジョジョ〜その血の運命〜」は、ついつい頭の中でリフレインしてしまうパワフルな曲でしたから。まあこちらもそのうち慣れていくでしょう。


物語に戻って、まずはストレイツォとの死闘。飄々としつつも、ストレイツォの暴虐に正義の怒りをぶつけるジョジョはまさに主人公。かっこ良いです。結果的には、手榴弾であの特製マフラーを燃やしておいたことが勝利の鍵だったわけですね。一見ただの肉体派のようでいて、冴え渡る頭脳戦術が見事でした。


さてそして、メキシコではシュトロハイム登場ですよ。原作のイメージではもうちょっと「味のある脇役」的な印象が残っていたんですが、思ってた以上に外道でした。容赦ないのはストレイツォ以上にシュトロハイムだったかあ。やはりナチスドイツ恐るべし。ナチス時代の設定とはいえ、こんな描写してドイツから文句が来ないかと心配になってしまうほどです。


物語は息をもつかせぬ急展開で、次回からさっそく「柱の男」との対決が始まりそう。いやあ、やっぱり第二部は楽しいです。