スピルボーグスとサファテと

以前から内定とは言われてましたが、正式発表となりました。これで今年の補強は終了ですかね。

まず「メジャー４２発大砲」ことスピルボーグス。成績を見ますと、メジャーで通算打率．２７２。ＯＰＳも．７６８と、なかなか期待のもてそうな数字です。……が、本拠地がよく飛ぶことで有名なコロラド・ロッキーズなんですねえ。この数字をどれだけ信用して良いのか。おまけに今年は不振だったのかメジャー昇格なし。３Ａで打率．２８８の９本塁打でした。……う〜ん、微妙。右の外野でパワーのある選手というのは補強ポイントバッチリなのですが、成功するかどうかは半々といったくらいな気がします。

一方のサファテ。こちらは日本での実績もあって有名ですね。一昨年は広島の守護神として君臨しました。１９３センチの長身から１５０キロ超の豪速球はインパクト充分で、サファテかファルケンボーグかと並び称されるほどでした。もっとも、今年は腰を傷めて不振だったようで、広島がリリースしたのをどう見るか。こればかりは来春にならないとなんとも言えません。完全復活してくれれば万々歳ですが、西武のリリーフ陣なら８割程度の復活でも大歓迎ですよ。

今年はドラ１の増田に、シコースキーの復帰、さらにこのサファテの獲得と、長年の課題であり続けたリリーフ陣を本気で改善しようというフロントの決意が伝わってきます。大石もブレイクが期待できそうですし、来季は「リリーフで勝つ西武」が見られるかも？

↑こんな素晴らしい投球が見られると良いですけどね。