BTOOOM! 第10話「ハイレベル」

危険な織田の罠を察知して逃れた坂本。さすがはBTOOOM世界ランカーの腕前。リアルでも直感と推理が働きます。しかしここで、織田と坂本がかつてのクラスメートだったという意外な事実が判明しました。ちょっと偶然が過ぎやしないかと思ってしまいますが、主催者は手近なところでスカウト活動をしていて、地域的な偏りがあるのかもしれません。そう考えれば伊達と村崎が一緒に送られたのも理解できます。


坂本よりも優秀だった織田。


「動いたもん勝ちなんだよ。受け身でいたってチャンスは逃げてく」


たしかに、この言葉は正論のようでもあります。でもそれは、坂本が心の中で反論したように「出来る人しか出来ない」ものではないか、とも思わされるところで。要は努力か才能か、なんてことを考えてしまいました。……ま、織田のように、その「行動」が結局他人を傷つけて泣かせるようでは興醒めでしたが。


一方、Bパートでは腹黒い伊達と、彼を疑うヒミコとのチーム。「信頼が大事」なのも事実だけに、こちらも難しい。でもそれも適度でないと、特にこの島では命にかかわる「お人好し」になってしまうということで。今回はなかなか考えさせられるエピソードでありましたね。なんでヒミコが伊達の策謀を察知したかは謎ですが、坂本の無事を願っておきます。