ソードアート・オンライン 第20話「猛炎の将」

サラマンダーの将軍・ユージーンとの戦い。基本的にはそれだけで一話使用ということで、中身的には少々薄かった気も。とはいえその分、バトルシーンには力が入っていました。キリトが単独の敵に苦戦したのはヒースクリフ以来ですかね。ユージーンはこの世界で最強クラスのプレイヤーということ。さすがにそれで楽勝だと興醒めですから、むしろ苦戦してくれてホッとしたといいますか。まあそれでも最後は勝っちゃうわけなんですけど。


キリト以外の男キャラの扱いが悪い今作においては、ユージーンは比較的マシな方だったのかもしれませんが、それでも最初「30秒」と言っていたところを時間無制限に勝手に切り替えるあたり、「話の分かる奴」と評して良いのかは微妙なところではあります。


今週も出番なしかと思われたアスナでしたが、最後に登場。甘いロックを解除して、檻から抜け出すことに成功しました。とはいえ、その先にもぐねぐねと道が伸びており、脱出は簡単では無さそうです。それにしてもこの場面といい、キリト達が世界樹を見上げる場面といい、今作の背景美術のレベルの高さはいつも素晴らしいです。