氷菓 第14話「ワイルド・ファイア」

頑張って文集を売りさばく話かと思いきや、なんだかんだで文化祭を満喫している古典部メンバーでした。今回のメインは料理大会。屋外で料理大会というのはなかなかダイナミックです。雨降ったらアウトでしたね。


それにしても、高校生が即席20分であれだけの料理を作れるとは、相変わらずレベルの高い方々です。自信の有りそうだった里志に加え、予想以上にえると摩耶花の腕前が高い。部屋で聞いているだけかと思われた奉太郎も、最後に小麦粉投下で貢献しました。わらしべ長者的な交換で一体何にたどり着くのかと思ってましたが、こういう使い方でしたか。


料理という細やか、かつ食材を美味しそうに見せなければならない題材で、京アニの作画力も存分に発揮されていたかと。


さて、そんな裏で学園に広まっている「盗難」騒動。これが今エピソードの鍵となっていきそうですが、氷菓の売れ行きとどうつながっていくのか。学園祭の雰囲気そのままにごった煮的な楽しさを感じさせるここ数話ですが、どうまとまるのかも注目どころですね。