トータル・イクリプス 第2話「帝都燃ゆ(後編)」

なんだかここのところアニメの視聴が遅れ気味なのですが、ここの連休で追いつかないと、というところ。


さて、1話の段階では「微妙につき、もう少し様子見」という評価だった本作。で、2話を見てもそれは一緒でした。


評価できるのは、やはり圧倒的力で押し寄せてくる異質な敵の不気味さ、そして絶望感。次々と唯依の仲間たちが倒れていく姿は悲惨で、ちょっとグロ的な描写はやり過ぎな気もしましたが、厳しい局面がよく伝わって来ました。CGで描かれる戦術機やベータはやはり迫力ありますね。


問題点は、前回も書いたように情勢の厳しさにたいして、世の中が平穏すぎるように見える点ですか。物資経済面もさることながら、心理面も。人間同士の戦争なら、どうしようもなくなったら降伏という手もありますが、敵がベータではそれも無理。となると、もっと厭世的に治安が乱れていても良い気がするんですが。そのへんは描かれていないだけで色々あるのかも知れませんけどねえ。


で、次回から話は3年後ですか。ん〜、先が気になるのは気になるんですが、作品に漂う国粋主義的な雰囲気もいまいち肌にあいませんので、やっぱりこのへんで止めておいたほうが良いかなあ。