坂道のアポロン 第7話「ナウズ・ザ・タイム」

千太郎に八つ当たり気味にぶつかり、落ち込みモードの薫。これで物語の雰囲気も暗くなってしまうかと思いきや、意外とクラスに馴染んでいく彼でした。律子や千太郎と付き合っていく中で、コミュニケーション能力が上昇していたのかも。


ただそれでも、千太郎とはうまく仲直りできず。このじれったい2人め、と思わされましたが(まるでラブコメの感想のようです)、文化祭でのアクシデントに、即興演奏でデュオ復活。


「大事な相棒を待たせとるでな」で、薫のもとに手紙が届いた描写は見事。そして、


「少しの間俺がつなぐ。君は復旧した時の準備を」


これは、名誉挽回的なかっこ良さでしたね。演奏自体も素晴らしく、本作の真骨頂でした。……で、結局電気は直ったのでありましょうか? あれで終わりではバンドもかわいそうではありますが、そもそも千太郎が飛び出して行っちゃいましたしねえ。どうなったことやら。


さて、こうなるとあと気になるのは淳一ですね。何やら荒れていたようですが、事情はいかに?


ところで、氷菓も60年代の文化祭がテーマでした。考えてみれば50年以上くらいにわたって、当たり前のように学校生活に存在する文化祭って、結構すごいですよね。一体いつからあったんでしょうか……。