氷菓 第2話「名誉ある古典部の活動」

新キャラで図書委員の伊原摩耶花が登場。彼女は奉太郎の幼馴染であるとともに、里志のことが好きということで、意外と最初から分かりやすい立ち位置です。里志の方はどうなんでしょう。見るところ現時点では恋人ではなさそうですが。


今回もお話の起動力はえる。まずは不毛な部活の日々に活を入れるべく、文化祭への文集出品を提案。さらにその過程で図書館の本の謎にも首を突っ込むという流れでした。まあ、古典部なんですから普通に考えれば本来は古典を読んだり研究したりしそうなもので、全く活動をしていないというのではたしかに不毛というものです。


前回もそうでしたが、えるの好奇心は大変旺盛で、代わりに警戒心が薄いのか奉太郎にくっつくように寄り添っていきます。細やかな作画もあって、奉太郎が対応に苦慮している様子が伝わってきますし、見ている方もドキドキしちゃいますね。意図的に色仕掛けでやっているのなら大したものですが、まあそれはないんでしょう。


本の謎は順調に解決して、日曜日に呼び出しを受けた奉太郎。休みを潰されたくないのは分かりますけど、可愛い女の子に呼び出されたのだから、もうちょっとゆっくりしてても良いでしょうに、と思ってしまいます。それはともかく、えるの方にも事情がる模様。彼女の「告白」やいかに?


1話の時点で、お話が地味そうなのでどうかなと思いましたが、さすがの作画と演出で面白く仕上がってますね。ただ、アバンやOPでの水紋演出については、見難いと言わざるをえないです。頭が疲れちゃいますよ。