シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜 第1話「ル・クールへようこそ」

原作未プレイ。RPGですよね? その割には主人公のリックがパン屋をやっていたので驚きましたが。


割と王道というか、テンプレ的なファンタジー世界のようで。それは良いのですが、どうも全体的に雰囲気が軽いといいますか、ぬるい感じなのが引っかかりました。たとえばリックを取り巻く3人娘(アミル・ネリス・エアリィですか)をはじめ、キャラクターたちがほとんどいつも頬を染めて笑顔なんですよね。こういう表情は時おり使われるとグッと来ますが、デフォルト状態だと過剰に見えてしまいます。


リックのパンにしても、大評判で売り切れだったりお褒めの言葉ばかりだったり。いや、それが悪いというのではないのですが、すべてがうまくいっているのが現実感に欠けてしまうのです。こういうのは「ほのぼの」というのとも違う気がしますねえ。


まあ、これからシリアス展開を迎えるための前置きという部分ではあるのでしょうけど、あえて見るほどの熱意が湧かないので、これまでというところで。


ところで、本作で注目していた点の一つが、音楽が菊田裕樹さんということでした。聖剣伝説2懐かしいなあ(まあ、それ以外は聞いた事無いんですが)。聞いているとどことなくそれっぽい感じがしないでもない、かも。