咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A 第1話「邂逅」

「そんなオカルトありえません!」


……ということで、帰って来ましたよ、咲の世界が。原作未読。別の高校を舞台に、主人公も新キャラということでどういうものかと思ってましたが、いやあ、楽しい楽しい。和との出会いから、4人の友情、別れ、そして麻雀を通して再開しようという決意まで。急展開ながらもしっかりとついていけるスピード感。熱さとほのぼのとを両立させて、1話にして期待度急上昇となりました。


原作コミックの方は作者が異なり、別の絵柄でしたが、今アニメでは咲本編の作者である小林立さんのキャラデザが採用されているということで、見ていて違和感がないことも良いですね。


ストーリーの方に戻りますが、高校に入ってからの和の姿を見慣れていただけに、子供の頃の姿は新鮮でした。仲の良い小学生時代から、中学に上がって少しずつ距離ができていって。まあそれもしょうがないのかなと思いつつ一抹の寂しさが残る姿がリアルに感じられもしました。


それでも、TVで活躍する和を見て、かつての思いがよみがえる穏乃たち。本編同様の熱い展開が期待できそうです。そのうち咲の登場もありますかね。



それにしても、TVでタイトル戦が放映されていたり、麻雀部の強さで学校を選んだりとは、この世界の麻雀人気は本当にすごいものですねえ。もしもボックスで行ける別世界を見ているかのようです。