Another 第9話「Body paint -連鎖-」

中尾の死は災厄の内なのか、それとも、夜見山市外での偶発的な事故なのか。どちらなんだろうと思っていましたが、実は夜見山市内ですでに頭を打っていたという意外な事実が。車酔いもその伏線だったとは、意表を突かれました。ということは、市外に疎開すれば安全という策は一応生きていることになりますね。もっとも、それも今回ラストの演劇部女子の運命を見ると危険は大きそうです。疫病神だかなんだか知りませんが、性の悪い災厄は逃げ出そうとするものにターゲットを定めるのか。残るも恐怖、去るも恐怖とは。


そんな中、恒一たちは旧校舎で松永の残した手がかりを発見。カセットテープとは作中当時でも少し古めですが、そういえば、最近はすっかり見かけませんねえ。肝心のところで邪魔が入って聞けなくなるのはお約束。でもまあ、あの状態ならまだ修繕は可能です。切れたところをセロテープで止めるだけでも何とかなります。人命に関わるので、望月くんはすみやかに作業をすすめるように。


それにしても、1クールなので残り数話。この状況で収集がどう付くのか。次回は気丈な赤澤さんも泣き叫んでしまうようなさらなる急展開があるようで、楽しみなような、怖いようなです。