偽物語 第8話「つきひフェニックス 其ノ壹」

「アノ小賢シクモ小ウルサイ チツチャイ方ノ妹ノ話デ 僕ト 僕ノ愛スベキ仲間タチノエピソードハ 完結ダ」


ということで始まりましたつきひフェニックス編。もっとも「完結」と言いつつも続巻がザクザクと出てますが。OPは和服の月火に合わせてやや盆踊り的な何か? 面白いといえば面白いですが、どうせならさらに盆踊り調で押すとなお印象的だったかも。いろいろな髪型の月火が重なったり分裂したり回ったりしてましたが、アニメの動きとしての爽快感は薄いかなあ。やはりこのシリーズにおいては真宵と撫子のOPが双璧かと。


さて、本編では(今作においてよくあることながら)、肝心の月火の出番はほとんどなし。ほとんどすべてのシーンが火憐と暦とのじゃれ合いに費やされたのでした。かれんビー編よりもよほど可愛い火憐ですが、中でも原作でも定評(というのかなんというのか……)があった歯磨きシーンはアニメ化で一層パワーアップ。なんというか、放送の限界に挑んでいそうなエロティックさですね。おそるべしシャフト、と、喜多村さんです。


でも実際のところ、歯医者で歯を磨いてもらう時でも、気持ち良いといえば良いかもしれませんが、そこまではなりませんよね。よっぽど暦のテクニックがハイレベルだったんでしょうか。


さて、次回以降はあらためて月火の出番を期待しますか。もう残り話数も少ないことですし。でも、原作をパラパラ見返すと、次回も月火の活躍は期待薄かも……。