株な日々 DMPの決算やいかに?

明日はDMPことディジタルメディアプロフェッショナル(3652)の3Q決算発表だったりします。この会社、グラフィックスプロセッサの開発を行なっているファブレスメーカーなのですが、なんといっても大きな売りは、その製品がニンテンドー3DSに使用されていること。つまり、3DSが売れれば売れるほどDMPの収入も増えるわけであり、3DSの年末商戦が好調だったことから、上方修正も、と期待する人が(僕も含めて)少なくないわけです。


もっとも、任天堂は3DSの販売予想台数を1600万台から1400万台へと下方修正しましたから、そこを考えると、業績がさほど伸びない可能性もあります。ヤフー掲示板でもその辺が熱心に議論(一部煽りあいになっちゃってますが)されていますが、さて、どうでしょうか。


以下に、昨年度及び今年1Q、2Qの3DSの販売台数とDMPのIPコアライセンス事業の売上を並べてみました(どうせ素人予想なので、あまり厳密には調べてません。数字間違ってたらすみません)。


昨年  352万台  596百万円
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1Q   72万台  125百万円
2Q  237万台  332百万円
3Q  836万台   ?


これだけ単純に見ると、3Qの売上は900百万円、とか言いたくなりますが、多分そこまではいかないんでしょうね。事前に年末に向けての作りためとか在庫とかあったでしょうし。で、会社の年間予想売上が1324百万円と。……う〜ん、3Qが600百万円くらいあれば、通期で上方修正もあり得るかなあ。まあ、仮に会社計画通りだとしても十分といえば十分な業績ではあるのですが。


ともあれ、下方修正だけは無いように祈りながら注目なのです。