Fate/Zero 第11話「聖杯問答」

民を鼓舞する王と、民を救済する王。一体どちらが正しい王の姿なのか……。自信満々に言い放つライダーに気圧されてしまったセイバーですが、彼女の言っていることも決して間違いではないと思います。つねに国のため、民のために奉仕するのは確かに王の努めでありましょう。その姿に憧れた者も、また、ライダ=イスカンダルとは違った形で多かったはず。ただ惜しむらくは、セイバーが優秀かつ気高すぎて、部下にはついていき難かったということなのですかねえ。まあこの辺はアーサー王の原作知らないのでなんとも言えませんが。


正義を抱え込んで理解されないというのは切嗣と士郎にも通じるところがあります。彼らがマスターとサーヴァントになったのも、あながちアヴァロンの縁だけではないのかもしれませんね。


ただ、メインヒロイン(といって良いのか微妙ですが)が言われっぱなしでは悔しいので、名誉挽回の活躍もそろそろ見たいものです……というか、早くしないと分割1クール目が終わっちゃいますよ。