Fate/Zero 第6話「謀略の夜」

冒頭から車で峠道をすっ飛ばすアイリさん。いつも冷静なセイバーも冷や汗ものな運転がお茶目です。「専門の運転手を雇っても良かったのでは?」とのセイバーの問いに、


「ダメよつまんない……じゃなくて危険ですもの」


とのご返答。本音がどちらかは明らかですね。普段はおしとやかなアイリですが、イリヤバーサーカーで突っ込んでいるところを思い起こすと、血は争えないなあとつくづく感じるところ。


さて、そんな2人の前に現れたキャスターは、セイバーをジャンヌと誤認した上に、間違いを指摘されても聞く耳を持たない有様でした。


「会話の成立しない相手って、疲れるわよね」


設定的にはあまり人と話した経験がなさそうなアイリですが、感想は誠にごもっともでした。


一方、切嗣はケイネスの泊まっているホテルごと破壊。連続殺人に倉庫街の爆発にと、冬木市の治安はもはや滅茶苦茶ですな。そんな中、ヒマでうろついているギル様が目をつけたのは綺礼。綺礼の変人ぶりがいよいよ明らかになっていきます。


「愉悦というのはな、言うなれば魂の形だ。(中略)お前はいまだ己の魂のあり方が見えていない」


おお、さすがに王の中の王を自称するだけあって、言っていることが深いような。自分の魂の形ですか。割とリアルに考えさせられる言葉ではありました。