STEINS;GATE 第23話「境界面上のシュタインズゲート」

明かされる最後の謎、未来の自分からのメッセージ。シュタインズ・ゲート最終章。


まずはここに来てOPの歌詞が2番に。絵も一部変更されてました。


「いくつもの輝ける日々 仲間との約束 無かった事にはしてはいけない」


この部分を聞くだけでグッと来てしまいます。上手いですねえ。そして岡部は、始まりのラジ館へと向かいます。紅莉栖と出会った時の彼の表情が実に悲しそうにもの言いたげで、なるほど、これは紅莉栖も気になるわけです。


しかし、紅莉栖の父、ドクター中鉢から彼女を守ろうとした岡部は逆に彼女を殺してしまうことになります。ここでの紅莉栖の「死にたくない」という言葉がまた重くて悲しい。もちろん、単純にこの世界線上の彼女の言葉としても悲しいのですが、それ以上に、β世界線ではまゆりを助けるために押し殺した声であるかと思うと、余計悲痛なのです。


「俺は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真! 世界を騙すことなど、造作もない!」


紅莉栖を救える希望を抱き、頼もしいオカリン、いや、凶真。やはりまゆりのいうように、こっちのほうが彼らしいのかもしれません。今作では時により岡部と凶真の名前が使い分けられてきましたが、それぞれの場面で意味があることに感心させられます。


EDは原作でのOPテーマ「スカイクラッドの観測者」が来ました。いよいよ盛り上がりつつ、最終回を待ちます。