STEINS;GATE 第13話「形而上のネクローシス」

いよいよタイムリープ！　まゆりを助けるための岡部の旅が始まります。

ということで前回に引き続き重要な展開を見せるエピソードでありましたが、もうちょっと細部の演出を分かりやすく盛り上げてほしいなあ、というのがアニメ版全体を通じての不満というか希望だったりしますね。たとえば今回で言うと、まゆりが撃たれたところで岡部ばかりが叫んでいて、紅莉栖やダルの反応が薄かったのが残念でした。二人にとってもまゆりは友人であり、そうでなくともすぐ目の前で人が殺された割に静かすぎたかなと。岡部の耳に届かなかっただけかもしれませんけど。

それでも紅莉栖は「岡部離れて！　岡部も殺されちゃう！」というセリフで感情を表せてましたが、ダルに至っては、タイムリープまでセリフも無しというのが悲しかったです。一方で、そこから「跳べよおっ！」という岡部の叫び、ＯＰに繋がる流れは良かったですけどね。

回想シーン。ゲーム版では顔不明だった小さいころの岡部がかなりの美少年でちょっと驚きでした。二人の長い絆が伝わります。

簡単には変わらない過去を、それでも変えようという決意。原作を知っていても、「頑張れ岡部」と言いたくなります。