「妖界ナビ・ルナ 1〜7(コミック版)」

妖界ナビ・ルナ(1) (講談社コミックスなかよし)

妖界ナビ・ルナ(1) (講談社コミックスなかよし)

こんなの読んでみました。原作を本屋で見かけて、タイトルやイラストの可愛さが印象に残っていたのですが、そのコミック版です。こちらは原作小説とは別の画家さんですが、可愛らしさは健在。ストーリー面も、元は児童向けなので多少甘い感じのところもありますが、それでも十分に楽しめる内容でした。普通の女の子として暮らしてきた竜堂ルナが、ある日半人半妖として秘められた力に目覚めるとか、第3の目が開くとか、なんだか少年漫画的な魅力があります。特にラストは意外とハードな展開で、驚きましたね。


なお、僕は当初「ナビ・ルナ」をヒロインの名前かと勘違いしておりました。正しくは「妖界ナビ」であるところの「ルナ」なのですね。カードキャプターさくらみたいなもので。でも、カードキャプターならまだしも、妖界ナビなんて一般的な言葉ではないので、分からないですって(言い訳)。


エピローグの、17歳なのに体が子供のままで苦労してるルナ萌え。体はともかく、心はちゃんと成長しているのが感慨深いです。



……ところで、ルナの「第3の目」は3×3EYESと違ってうなじにあるわけですが、あれって見えるんですかね? 後ろも見えたら便利なような不気味なようなですが、そのへんの描写がないのが惜しいところです。