グラウンド・ゼロで千人が歓声 ビンラディン容疑者殺害(朝日新聞)


「果たしてこれは良いニュースなのか、それとも悲しいニュースなのか」


というのがニュースを知ったときの僕の戸惑いでした。記事にもあるように、アメリカでは歓声が上がったそうです。作戦目標の遂行であり、すなわち戦争の勝利ですから、その意味では確かに喜ぶべきことなのでしょう。


……ただ、結局はそれも人殺しなんですよね。誰かを殺害したという話を「良いニュース」として受け止めるのには抵抗感があります。もちろん、ビンラディンのテロを擁護するわけではありません。ただ、21世紀の文明の世と言っても、人間は野蛮に殺し合いを続けているのかと、重い気持ちになりました。


生け捕りにして、(たとえ形式的と言われようと)裁判にかけるわけにはいかなかったのでしょうか? その方が情報も得られたと思うのですが……。