DOG DAYS 第4話「突撃!姫様奪還戦!!」

突然のミルヒ拉致に思わず宣戦布告を受けてしまったシンク。しかし、戦はあくまで双方の合意が必要なようで、ああいう場合は拒否可能だったらしいです。なるほど、時と場合を選ばず戦を仕掛けられたらたまらないですからね。ただそうなると、ぽっと出の勇者に戦を受ける権限があるのか、というのが疑問になりますが、そのあたり、どこまで設定が考えられているのか気になるところではあります。


「僕の世界では、悪者が姫様を誘拐するなんて大変なことなんだ」


いやいや、そもそも「僕の世界」では姫様がさらわれることなんてこと自体まず無いですから。……と、ここでふと思ったのですが、ひょっとしてシンクをわざわざイギリス人とのハーフ設定にしたのって、王室があるから、なんてことがあったりするんでしょうかねえ? 一応、何らかの理由あっての設定なのではありましょうが。


砦に少人数で突撃するシンク達。とはいえ、ミルヒの扱いは丁重ですし、一般兵たちはやられ役ですし、いまいち緊張感が出てこないのは否めません。あと、ガレット側がリコッテを追い詰めながら、戦闘不能にしなかったのは解せない。生け捕りボーナスでもあるんでしょうか? リコッテもリコッテで、白旗振ったあとに戦線復帰するのは反則なんじゃないの、と思ってしまいました。


さてしかし、「死傷者のでない戦」でこれからどう物語を盛り上げていく算段なのでしょうか。興味深くもあり、いささか不安でもあります。