株な日々 地震とその後

さて、3月の株式市場も終わりました。心理的には(株の話に限りませんが)長い月でした。今月はなんと言っても3月11日の大地震。これによって年初からの日経平均1万円ラインはあっという間に崩れ去り、一時は8千円台前半まで迫ることに。その後ちょこちょこ反発はしたものの、かなり痛いマイナスとなってしまいました。100年に一度の金融危機とか1000年に一度の大地震とか、世の中、なかなか平穏とはいかないものですね……。


この下落それ自体もさることながら、困ったのは、今後の行方がさっぱり見通せなくなってしまったことです。震災の悲劇はもちろん、長期化しそうな原発問題、さらには停電による生産性の低下。心理的にも重苦しい雰囲気が漂っていて、どこまでそれが株価に影響してくるのか、僕には予想できません。少なくとも、年初に予想(期待)したように、大きく上昇するというのは難しいと思うので、運用資金は控えめにしようと思ってます。


ただ、今日の終値は9755円。3月10日の1万434円と比べると「わずか」700円ほどしか下げていません。意外と強いです。個人的には、もっと下げても不思議はないと思うのですが……。それとも、これは素人の浅い読みなのか。なんとも難しいです。