ありがとうさようならエノテカ

本日、119,300円で売却。幻冬舎みたいに、他のファンドが横槍を入れて価格引き上げ、なんて可能性も無くはないのでしょうが、それを待っているのも見込み薄だと思ったので、割り切りました。


61,500円で購入し、1年半でほぼ2倍ですから、投資としては成功だったんでしょうが、寂しいことです。特に優待券がもらえなくなるのは痛い。高級ワインを買うときの友だったんですけどねえ。今回の利益で買えば良いと言われればそうなんですが、同じ5,000円でも優待券で出すのと、現金で出すのとでは気分が違います。これからどうしようかなあ……。


ところで、今回のようなTOBの場合、株価は買付価格のちょっと下で張り付きます。僕のように買付応募するのが面倒な一般投資家がそこで売るからですが、逆に考えれば、買う方はほぼ確実にサヤを取れるわけで、これは結構おいしい投資法ではあるまいかと今更のように気づきました。


たとえば今日の例では、119,300円で買えれば、120,000円で売れることは確実なわけですから、率にして0.58%になります。それなりの利益を出すのに結構元手は要りますが、最近はMBOばやりですし、年10回繰り返せば6%くらいはいけそうですね。いやまあ、ほんとに今更な話なんでしょうけど。そのうち機会があれば試してみたいです。