これはゾンビですか? 第4話「ちょ、俺輝いてる?」

これまではギャグとシリアスが半々という印象だった今作ですが、今回はシリアス寄り。ユークリウッドの心情吐露と、メガロ・シロナガとの戦いは見どころでした。


卵焼きだけかと思いきや、実はその他の料理も得意だったっぽいハルナ。天才魔装少女おそるべしです。なんだかんだで馴染んできている面々でしたが、そこに現れたのは冥界の番人、ケルベロスでした。


「一度冥界に来たのに戻ってしまった」


から連れ戻すというケルベロス。なるほど、ゾンビという存在とケルベロスがこう結びつくとは斬新。思わず納得してしまいます。で、そんなケルベロスが様付けする存在だったのがユーでした。「最近見ないと思ったら」なんて言われているところを見ると、彼女も冥界か、その周辺の出身なのでしょうか。誰かの傷を癒せば痛みを受け、秘めた力は本人にもコントロール出来ない。だから感情を殺している、と。


「慣れている」というのは事実でしょうが、悲しいことですね。ただそれでもあえてユーが歩のそばにいるのは、やはり彼のことを相当気に入ったからなのでしょう。いつか彼女の本当の声を聞き、笑顔を見たいものです。


そして巨大クジラの登場と戦い。女の子でも銀河美少年になれるなら、男の子が魔装少女になっても良いのです、多分。サブタイどおり輝いてましたね。でも、せっかくだからまたハルナの変身シーンも見たいというか、天才魔装少女が留守番要員なのはもったいないです。ハルナものんびり居着いてないで、早いとこ魔力を取り戻す算段を考えたほうが良いですよ。


メガロの影で今日も続く殺人事件。ケルベロス、良い人(犬?)だったのに、冥界の番人ともあろうものがそんなあっさりやられてしまうなんて……。惜しいことです。実は冥界に帰っただけとかなら良いんですが。