黒田とルイス

黒田博樹コルビー・ルイス。言わずと知れた広島の元エースと前エースですが、この2人が今季あげた成績が結構似てたりするんですよね。


黒田 :11勝13敗 3.39 196回1/3 159奪三振 48与四球 WHIP1.16
ルイス:12勝13敗 3.72 201回   196奪三振 65与四球 WHIP1.19


この防御率でこれだけ投げて負け越しというのは、2人とも広島時代に無援護属性が身についてしまったのかもしれませんが、立派なものです。あえていえば、ルイスのほうが奪三振も四球も多くて、荒削りといったところでしょうか(その分被安打も少ないです)。


ルイスですが、去年は広島で11勝9敗の2.96でした。元メジャーの彼の場合、アメリカのボールやマウンドは問題がなかったでしょうから、単純に当てはめて、防御率にして0.8〜1.0程度が日本とメジャーとのレベル差なのかなと思ったりします。もちろん、タイプによって一概には言えないのでしょうが、野茂や石井一久をみてもそんなところです。


逆算すると、黒田は日本でいうところの2点代前半の力で投げているという感じですかね。さすがです。……で、松坂はというと今季4.69。これでは日本でも打たれていたでしょう。来季こそなんとかしてください。頼みます。