俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第3話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
「もうこれで終わりで良いんじゃない？」と言いたくなるような締めだった第３話。作品タイトルとサブタイトルが一緒というあたりも、最終回っぽい演出ですよね。
ただ、今回の展開に素直に納得できたかというと、なかなか首肯出来ないものがあります。まず、父親の説得には、最後まで桐乃が同席すべきではなかったでしょうか。彼女の問題なのですから。まあそれは置いとくとしても、「Ｒ‐１８」ゲームに対する父親の指摘は、京介が認めるとおり正論であって、友達ができたから良いとか、そういう正当化はおかしい気がしますねえ。
で、その点をごまかすために、京介が自分の趣味だと嘘をついたのもいただけないところ。父親は、京介の嘘を多分見抜いていたのではありましょうが、これじゃ説得ではなく、投げやりに突き放されただけです。
「高校生がエロゲーもってて何が悪い！」
いや、ダメでしょ。
う〜ん、どうもこの辺の感覚で、僕は今作と相性が悪いかもしれません。見切るには惜しいんですが……鶏肋鶏肋。
