「STEINS;GATE」プレイ日記

○鈴羽ルート終了
これと言って積極的に選んだわけではないのですが、阿万音鈴羽ルート完了でした。ちょっと流れに唐突感がありましたが、面白かった。エンディングでスタッフロールを見るまで、声が田村ゆかりさんだということに気づかなかった僕です。同時に、音楽が阿保剛さんだということも知りましたが、こちらは納得。曲風がEVER17とかマイメリを思い出させましたからねえ。


以下バレで。




何度繰り返し時間をさかのぼっても、まゆりを殺されてしまうという絶望。実はこの辺、「紫色のクオリア」を連想したのですが、影響受けているのかと思いきや、両者の発表はほとんど同時期なのですな。


繰り返しの2日間に閉じこもり、次第に心が壊れていく岡部。まさかバッドエンドか、と心配しましたが、良くぞ鈴羽が気づいてくれました。2人が行く先に、希望の未来があらんことを。1975年かあ……。ネットはもちろんビデオすらないと考えると、ちょっと悲しい。LPレコードでクラシックでも聴きますか。


さてしかし、この手の作品にどうしても付きまとう問題は、一度過ごした時間が「忘れられてしまう」寂しさでしょうか。それこそリーディング・シュタイナー能力が無い限り。たとえば、秋葉原のデッキの上での岡部と紅莉栖の会話は名シーンでしたが、タイムリープすることで、次の紅莉栖の意識では無かったことになってしまう。鈴羽の父親との再会シーンもまたしかり。これが非常にもったいないというか、惜しい気がしてしまいます。


また、こちらは以前にも書いたことですが、そんなひょいひょい過去を変えてしまって、いまいる世界はどうなってしまうのかという疑問も。ただまあ、これは最後まで読んでからの方が良いかな。