「ひまわり プレミアムファンブック」
- 作者: ポストメディア編集部
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/07/26
- メディア: 大型本
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ファン待望(?)のひまわりファンブックがついに登場です。お値段3150円なり。高いですねえ。この手の本のあまりのコストパフォーマンスの悪さに、普段は手を出さないのですが、ああそれでも、ひまわりの本となれば買わずにはいられない! ってことで買ってきちゃいました。よく考えるとゲーム本編(1,365円)よりもずっと高いのですね、これが。むしろゲームのあまりの安さにあらためて驚愕します。
さて内容ですが、オフィシャルサイトに書かれている通り、文字が多め。類似本と違い絵ばかりではないので、読み応えがあります。それでも情報量的に3,000円分の価値があるかというと正直ちょっと微妙かもしれませんが、いくつか気になっていたところが明らかになったので良かったかな。外伝コミックで、なんでアクアと秋桜に面識があったのか、とか。声優さんたちの対談も楽しかったです。「ミニミニ」と言わず、倍くらいのページは欲しかったですね。
そして付録の新作ドラマCD。付録と言いつつ57分の長時間であり、内容も充実というか……まあ、予想以上にすごかったです。ファンならこれだけで元が取れる……かも?
以下ネタバレ反転。
アマルティア〜〜!(涙)
まさかのクローン。そしてまさかの全滅エンド。ファンブックの付録とは思えない展開です。外伝小説読んだ時にも思いましたが、ごぉさんって、意外と容赦の無いシナリオを書きますよね。本編にしてもラストはあれですし。そこがまた魅力的でもありますが、悲しくもあります。アリエルもアイもあんまりなことに……。
刺激的な展開ではありましたが、なんとなくひまわりの「正史」としては認めたくないような気持ちもありますね。単純に残酷だからってのもありますし、アクアたちのクローンが何人もいるというのを想像すると変な気分です。もちろん、クローンと言っても別人ではあるのですが……。もし彼女たちが出会っていたら、どんな反応になったのでしょうか? 全てのステーションがアジサイのように全滅したとは考えにくいので、それはまた未来の情景としてありうるのかもですね。
ところで、以前から一つ疑問だったのですが、明香はアクアたちの事情をどれだけ知っているのでしょうか? アクアのことを従妹とは言ってますけど、それを素直に信じてるとも思いにくいんですよねえ。本編でどこか説明ありましたっけ。