屍鬼 第1話「第遺血話」

原作小説既読。そのときの感想はこちら。マンガ版は未見です。


原作が面白かったので期待の反面、小説で十分に読み応えがあったので、いまさらアニメで見返さないでも良いかなという感覚を持ちながらの視聴でしたが、なかなか良かったです。ひなびた田舎や、洋館のイメージは絵ならでは。音楽や演出も印象的に決まってました。ただ、OPはいまひとつだったような。ノイタミナ枠のOPは全体的に、凝ろうとして微妙にずれている印象があります(「東のエデン」は好きでしたけど)。もっとも、いわゆるアニメファンの嗜好をあえて外そうと狙ってるのかもですけど。


今回、まず目立ったのは清水恵。彼女はおろかなようですが、それでも田舎暮らしを嘆く感情が切実に伝わってくるので、見ている分には嫌いになりきれない、そんな描き方であったと思います。


肝心の桐敷家の人々はまだこれからですが、沙子の目が真っ黒というのはいかがなものかというところです。でも、登場が楽しみ。