薄桜鬼 第11話「零れ落ちるもの」

鬼を含む敵集団に囲まれて、絶体絶命のピンチ。そこに「ここは俺に任せろ」と、さっそうと斉藤が現れて……場面が変わったら逃げおおせてました。ちょっとちょっと、それはさすがに飛びすぎというか省略しすぎじゃないですか? さっぱり訳が分からないのですが……。


さらに、平助は羅刹となったものの吸血衝動に苦しみ、近藤局長は狙撃され、沖田もまた薬に手を伸ばす。あまつさえ、千鶴の男装に対抗して(?)、薫が女装していたとは!? もう何がなにやらです。いやまあ、急展開で面白いんですけどね。


「あのさ、あれ嘘だから。若水じゃ労咳は治らないよ」


ひ、ひどい。あれだけ吹き込んでおいてそういう落とし方をするとは。まさに鬼ですねえ……。


一方、お千ちゃんに想い人を問われた千鶴の表情が、これまでになく可愛らしかったですね。もっとも、土方との間にさほど伏線があったかというと疑問であり、残り話数から見ても、恋愛関係についてはハッキリさせずに終わらせるという方向もありかなあ。