素晴らしき日々〜不連続存在〜 プレイ日記

前回から少し間が空いてしまいましたが、その後「Down the Rabbit-Hole」を再プレイ。それから最後に「終ノ空」エンドを見まして、無事全ルート完了しました。


以下、例によって一応反転です。



第1章を再プレイしたのは、鏡エンド、司エンドの回収ということもありましたが、伏線や世界観の確認がメインでした。初回はちょっと勘違いしていたのですが、由岐エンド1は最初から幻想世界というわけではなかったのですね。由岐とざくろが過ごした世界は、あくまで由岐がざくろの飛び降りに巻き込まれてしまった時に発生したのであって、由岐がマンションの下に行ったところまでは現実であったと。ふむふむ。


第3章をクリアしたあとだと、ざくろの言葉の一つ一つが切なく沁みます。「羽、咲く少女よ」なんてまったくさっぱり気づきもしませんでしたよ。

私はこの白い世界を歩いた事がある。
この道を歩くのは二度目なんだ……。

という由岐のモノローグも、実は重要だったんですね。このセリフを素直に受け取ると、由岐=多重人格説は否定されそうなんですが、どうなんでしょうか。一方、鏡エンドや司エンドだと、幻想の中で完結し、いつまでも繰り返される幸せな世界。これはこれで良いのか悪いのか……。複雑です。


そしてラストを飾る「終ノ空」エンド。こんなの、攻略サイトを見ないとたどり着けませんって。おまけみたいなものかと思ってましたが、実は結構重く深く、ちょっと、一読しただけでは解釈しきれないというのが正直なところではあるんですが、ある意味、本作の終わりにはふさわしい訳の分からなさではありました。



少し長くなってしまったので、総評はまた後日にです。