ハートキャッチプリキュア! 第18話「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!!」

夏服良いですね。


タイトルを見たときは、「いまどき番長とか、大丈夫か」と不安ものでしたが、やってみるとそれなりにプリキュアの世界観に納められた楽しい話になってました。というか、振り返ってみるとあんまり番長関係なかったかもですね。マンガ家を目指す心優しい少年の物語。


それにしてもプリキュアのマンガとは。以前からそんな雰囲気はありましたが、どうやらプリキュアは作中世界でもかなり知られた存在のようです。しかも、「ハートキャッチ」というコンビ名(……なのか?)や、ブロッサム、マリンという名前まで広まってますよ。これには驚きました。まあ、割とプリキュアを目撃している人多そうですしねえ。その意味ではリアルかも。


「何でプリキュアなんですか?」
「可愛いじゃないか」


まさか目の前に本人がいるとは知らず、きっぱり言ってくれるケンジ君でした。ただ、ここでのつぼみとえりかの表情がちょっと不思議。喜んではいるようでしたが、さほど照れた感じでもありませんでしたね。もしかしたら、「普段の自分達と、プリキュアとしての自分達は別物」的な意識があるのかも知れません。ちょっと考えすぎかもですが。


つぼみとえりかのプリキュア寸劇。先日、あずさに演劇を教わりでもしたんでしょうか? さすがに本物のプリキュアだけあって、感情移入十分でした。


「……私には、恋よりも……、プリキュアの方が……大切なんです」


今回だけで使い切ってしまうには惜しいほどの名セリフ。これがもしラストへの伏線になっていたらすごいですが……無いかなあ。動くマンガ的演出も良かったです。


結局、これからもマンガを手伝うことになった2人でした。知らないとはいえ、ケンジにとっては憧れのプリキュアとの共同作業。いつしかマンガにあったような恋愛感情が……というのも、やっぱり無いことでしょうが、妄想してみても面白そうです。