「ひまわり ―the Door into Summer―」

先日レビューのガンガンJOKER版に続く、ひまわりコミック第2弾。前者がゲーム本編のコミカライズであるのに対して、こちらDS版はその後日談ということになります。場所は違えど同時期に連載されていて、漫画家も、当然絵柄も異なるふたつのひまわり。なんだか不思議な感じですねえ。こちらのほうが、ある意味正統派な萌え系の絵柄といえましょうか。まあどっちにしても、ヒロインの皆さんは可愛いです。


アクアが主人公、と言える作りではありますが、アクアルート後というわけではなく、さりとて他のルートでも無いような? そこからオリジナルってことですか。公式サイトで「アクアにコスプレさせて楽しむ漫画」とある通り、彼女の活躍が楽しめます。アクアがスポーツ全然ダメなのは意外でした。もっとも、基礎体力とパワーはすごくあるので、慣れさえすればいけると思います。


意外と言えば「あ、あたしはもう15よ!」にも「あれ? そんな年少だったっけ?」と驚いてしまいました。言われてみればそうだったかなあ、という感じですが、もう一つ二つ年上なイメージだったもので。


それと雨宮秋桜(コスモス)。絵では初めてみました。こちらは中学生と意外と年長。10歳くらいなイメージでした。……イメージ適当ですね、僕。コスモスといえば、なにしろゲーム本編のラストが印象強すぎだったのですが、考えてみればこっちの方が本来のコスモスですからねえ。色々家族で苦労してそうですが、元気で良い子じゃないですか。うんうん。


意外にも、お話はほのぼのだけというわけではなく、シリアスなストーリーも含みつつ続きます。さて、どこまで広げるのかなあ。


なお、先日PSP版も発売されたひまわりですが、売れ行きのほどはどうなんでしょうかねえ。Amazonのページでレビューが全然載っていないのが、気になるといえば気になるところです。