とある科学の超電磁砲 第23話「いま、あなたの目には何が見えてますか?」

OPを見るたびに、「TVでこれだけかっこよいアクションシーンを観られるのは、アニメならではだろうなあ」と思ったりします。ハリウッドの大作映画ならともかく、日本のドラマや映画でこんなシーンがあるでしょうか? いやまあ、論評できるほど実写作品は見てないのでありますが。


さて本編。やっぱり美琴は独断専行型で、その点については良くも悪くもブレがないですね。「自分が何とかしなきゃ」と思い立ったら単独で動いてしまう。それは彼女の実力に裏打ちされているものですが、今回のように能力を封じられるとただの過信に終わってしまいます。


だから、サブタイトルにもなった佐天の言葉は、文字通りそんな美琴の目を開かせる有益で力強いものだったと思います(にしても、今シリーズのサブタイトルは、面白い反面いまいち統一性がありませんねえ)。


テレスティナはいままでの丁寧な態度も一変、突然口調が変わりすぎで参ります。美琴に対する砲撃は、いくらなんでもやりすぎというか、殺してしまいそうなほどのものでした。あいかわらず治安の悪い世界ですが、いくらなんでも彼女に殺人罪を免れるほどの権限があるとは思えませんが……。まあそこは深く考えてもしょうがないですか。


美琴を助けてくれた婚后は、せっかくの見せ場も具体的なところはすっぱりとカットされてしまいました。そこも彼女らしいところではあります。お礼に照れるシーンは可愛らしかったですね。