こばと。 第21話「…春の足音。」

「せっかくですけど、私、食べ物は口に出来ないんです」


ナ、ナンダッテー! 帽子取らない疑惑に続き、小鳩の衝撃の秘密が明らかに。振り返ってみれば、小鳩が何かを食べていた場面は、確かに無かったような気がします。いおりょぎならたくさんあるのですが。ケーキを作ったり、チョコレートを作ったり、おかゆを作ったりしながら、自らは全然消費していなかったとは! 盲点でした。これはこの前の電脳コイルでもあった「異界の食べ物は口に出来ない」制約の一種でありましょうか。さてはて。


ただ、食べ物のほうはともかく、小鳩を寝かせても帽子を取らない周囲の人は不思議だと思います。接着剤つきでもありますまいに……。


お話のほうはというと、こちらもちょっと驚きで、保育園の閉鎖、さらには沖浦と清花の和解まで一気に突き進んでしまいました。この辺は最後の最後まで引っ張り、小鳩の願いと迷わせるかと思っていたのですが、案外あっさり解決(閉鎖が避けられなかったので、完全な解決ではありませんでしたが)してしまった感もあります。ただ、最後といえば、もうすぐ最後であることも確かなんですよね。お別れが近いかと思いつつ、新EDを見ていると、ちょっと寂しくなってくるものがあります。



ところで、サブタイトルをひらがな化すると某美少女ゲームになりますね(某というか、そのままですが)。