電脳コイル 第9話「あっちのミチコさん」

合宿というから山か海にでも行くのかと思いきや、学校ですか。まあ予算もかからないですし、物語的にも大黒市から離れないほうが良いですからね。


肝試しの前に怪談から。ダイチの話すミチコさんも十分に怖かったのですが、一段上の怖ろしい話を平然と語っていくハラケンがすごい。こういうので、ヤサコたちだけではなく、ちゃんと視聴者にも「怖い」と感じせるのは重要なことです。


トラップ満載の肝試しも(見ているほうは)楽しかったですが、物語が風雲急を告げたのはこれからでした。ハラケンの迷い込んだ電脳世界。残されたカンナ(?)の声。さらに、倒れたハラケンを平然と横目にしつつ、自ら少女の影と同化するイサコ! いやもう、なんの伝奇物ですか、と言いたくなってしまうような勢いでした。イサコは一体何者なのか、謎と興味が深まるばかりです。


次回からCCさくらがお休みで、一気呵成の2話連続放映。ちょうど良いタイミングでさらに引き込まれそうです。