とある科学の超電磁砲 第7話「能力と力」

黒子や初春は爆弾魔事件で忙しい日々。美琴と二人きりになった佐天が、


「初春や白井さんはジャッジメント頑張ってて、御坂さんはすごい人だし、わたしはな〜、なんて」


と漏らすのに対して、美琴がちょっと考えこむ様子だったのが印象的でした。「そんなことないって」とか気休め的に返す流れかと思ったんですが、美琴にも色々思うところがあったんでしょうか。それは、ジャッジメントで奮闘している黒子に対して佐天と同じような思いを抱いたためか、はたまた、能力によって人を序列化してしまう学園都市についての疑問だったのかもしれません。


まあ、佐天もそれほど深い悩みってわけでもなさそうでしたが、多分初春の前では言わないことだったでしょうし、二人でしゃべれたのは良かったんじゃないでしょうかね。……にしても、初春の能力は一体なんなんでしょう。やはり頭の花が怪しいような気がしますが……。


犯人逮捕時、黒子により美琴の努力があらためて語られました。しかし、美琴はなぜそこまでして能力を高めたんでしょうか? 彼女の性格上、自慢したかったからと言うわけではなさそうですし、正義の味方になりたかったからというわけでもないでしょう(正義感は強いですけど)。何かやむにやまれぬ理由があったのか。もしかしたら、それも物語の重要な要素なのかな、と思わされました。


ED後、かっこよく(?)決めて去っていく当麻に対して、「すかしてんじゃねー!」と自販機を蹴り上げる美琴の反応は良し。あんなところで簡単にデレているようじゃいけません。うん。