涼宮ハルヒの憂鬱 第24話「涼宮ハルヒの溜息 5」

古泉によると、ハルヒは神のごとき力をもって、世界を変えるのだという。一方、みくるによると、ハルヒの力は世界を変えるものではなく、元々世界にある事象を発見するに過ぎないという。この両者の思想の対立はちゃんと背景があってのものなんですね。未来人にとっては、世界が変わってしまっては未来そのものの危機ですし、超能力者にとっては、世界が元からそうであったのなら、そもそもそれは超能力ではないのでしょうし。


一番正確そうな長門がもったいぶらずに意見を教えてくれれば良いのに、って感じですが、こうしてみると、ハルヒの物語世界も結構考えて構築されているんだなあ、と感心します。この部分の結論が出るかどうかは別にしても、せっかくならちゃんと原作完結させてほしいものですね。アニメの二期をやったということは一応まだ出す予定はあるんでしょうけど。


なお、シャミセンの声が見た目に反して渋くてなかなかでした。